2011年02月17日

姑獲鳥の夏   京極夏彦


内容(「BOOK」データベースより)
この世には不思議なことなど何もないのだよ―
古本屋にして陰陽師が憑物を落とし事件を解きほぐす人気シリーズ第一弾。
東京・雑司ケ谷の医院に奇怪な噂が流れる。
娘は二十箇月も身籠ったままで、その夫は密室から失踪したという。文士・関口や探偵・榎木津らの推理を超え噂は意外な結末へ。


    **    **    **

ひさしぶりの再読。
学生の時に600pも超える本を読んだ達成感と
京極堂に魅了されたことは今も忘れられません。
(と言っても、シリーズ読破しておりませぬ)

こんな世界があるのか……と読了後、ほぅ、と恍惚感にどっぷり浸りました。
当時は最初に延々と語られる蘊蓄には「えぇ、長いよ〜」
と思いましたが、興味深い。

この世には不思議な事など何もないのだよ。

京極堂のこの一言には、すとんと自分自身に収まりました。
そうか、不思議なものはないんだね。そうかそうか。


今改めて読んでも面白い。
読んでいて何が一番興奮するかというと、
京極堂が憑き物落としへ向かう時。
カッコイイ。(嘆息)
探偵・榎木津の変人ぷりも好きなのです。

密室状態で消えた夫、妻は20ヵ月を超えても妊娠し続ける、
赤子は次々と消えていく……。

不思議なことだらけですが、
ミステリーという概念を取り去って、取りあえず独特な世界観を味わう事をオススメします。


小畑健が装丁を書いた分冊も気になるね。



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ラベル:小説 京極夏彦
posted by オハナ at 16:24| Comment(0) | TrackBack(2) | カ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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『姑獲鳥の夏』
Excerpt: 京極夏彦 『姑獲鳥の夏』(講談社文庫)、読了。 初の京極作品でございます。 おがさわら丸の船中で読書に耽ろうと思い、この大作を持っていきました。 京極作品というと、横溝正史のような、おど..
Weblog: 観・読・聴・験 備忘録
Tracked: 2011-02-18 00:10

本 紹介 京極 夏彦 『姑獲鳥の夏』
Excerpt: |д゚)チラッ どうも僕です。 今回は、京極 夏彦 『姑獲鳥の夏』 「百鬼夜行シリーズ」の第一弾 ついに読んでしまった。。。 面白い面白いと評判はお聞きしていましたが・・・・..
Weblog: あの〜 今から始めた者です。
Tracked: 2011-10-18 23:53
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