2011年01月27日

神のふたつの貌   貫井徳郎


内容(「BOOK」データベースより)
―神の声が聞きたい。
牧師の息子に生まれ、一途に神の存在を求める少年・早乙女。
彼が歩む神へと到る道は、同時におのれの手を血に染める殺人者への道だった。
三幕の殺人劇の結末で明かされる驚愕の真相とは?
巧緻な仕掛けを駆使し、“神の沈黙”という壮大なテーマに挑んだ、21世紀の「罪と罰」。


    **      **      **

ミステリーとなっていますが、
本筋にはそれほど重要じゃないと思われます。
読み始めて第一章で、
「ああ、これはこう思わせたいんだな」
と思いました。
が、だからといって、
すべてがわかったわけではありません。
第二章で、ほんの少しの違和感を覚え、
第三章で、ふんふん。となったわけではありますが。
それは貫井さんの筆力なのでしょう。
ぐいぐいと読ませてくれます。


しかしながら、感想を書くとなると難しいです。
神の存在を求める少年。
神――と言われてもいまいちピンとこない。
ただ、
信仰することに意味があるとは思っています。
信じるものは救われる――なんていいますが……。

ピンとこないといっても、面白くなかったわけではありません。
一気に読んでしまったのは事実で、
郁代の描写はリアリティがありました。


大どんでん返しの“ミステリー”求めるならば
他の作品をお薦めしますよっと。


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ラベル:小説 貫井徳郎
posted by オハナ at 20:55| Comment(0) | TrackBack(2) | ナ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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