2009年09月28日

旅のいろ      北方謙三



欲望の天国、運命の地獄。その女要注意。
関わった男たちは皆、苦痛に悦びを感じながら堕ちていく。
官能ハードボイルド作品。


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北方謙三=ハードボイルド。今回は「官能」がついてきます。

決して美人とはいえない女、どこか強い印象を残していく。
何がそう惹きつけるのか・・・・・・・主人公はそれを言葉にできないまま、女を客観視していた――。

堕ちてしまうと、それはそれで思いがけない悦びと成功が付いてくる。
しかし、結末は地獄。
また地獄っぷりは見事。

堕ちてはだめだ、堕ちたら地獄とはわかっていても心は止められない。
主人公は一目見たときから、堕ちていたんでしょうね。

官能ハードボイルド小説、官能シーンはかなり多いです。
ちょっとびっくりしました。本全体の色がもうエロスです。

こんな女になりたいと、同性はおもってしまう。
私だけではないでしょう。

posted by オハナ at 10:41| Comment(0) | 北方謙三 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月15日

葉桜の季節に君を想うということ   歌野晶午




「何でもやってやろう屋」を自称する成瀬は、同じフィットネスクラブに通う愛子から、悪質な霊感商法の調査を依頼された。
そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会い――

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何の気なしに再読。
一応、帯には「日本推理作家協会賞」、「本格ミステリ大賞」を受賞と書かれています。
ハードルをかなり上げたコメントも載ってます。


この本の世界観、主人公のキャラクターたち、白々しさがギャグに思えます。

伏線に気付き、
「あーこれを読まなきゃ、意味ないんだろうな」
っていう思いでページをめくってました。
確かに・・・・・・・確かにびっくりした――けど、それだけ。
たった、それだけ。
二度と読むもんか!!!!(読んでしまったけど)
どんでん返しがあっても、もしくは途中で気がついても、
それまでのストーリーが面白ければ十分なのです。

どうせなら、もっとコミカルに軽快にした方が好みかも。
じゃないと、最後まで読むことが苦痛になってしまう。

「イニシエーションラブ」が好きな方は、合うかもしれません。
私は無理だった。



何度、帯に騙されたか・・・・・・。
著名人が帯にコメントを書いていても、これからは無視です!!無視無視!!

それができたらいいんだけど、ついつい踊らされてしまう私。

たぶん、何度もこれからも騙されると思います。
それもありですね。
posted by オハナ at 18:38| Comment(0) | ア行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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